裏ブログ:京大卒フィレンツェ公認ガイド 加藤まり子

公式ブログと異なり、マリコの赤裸々な話を載せています。

伏見稲荷大社に行ってきた:七五三の想い出

4月、関西にまん延防止等重点措置が適用される直前に京都に帰省した。

滞在3日目最終日、枚方に住む父に会いに行く前に伏見稲荷大社に参拝した。何年ぶりだろう…

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最近はインスタ映えすると赤い鳥居が人気で国内外からたくさんの観光客が訪れるらしい(コロナ前)。この日も結構な人出だった。

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言わずと知れた商売繁盛のお稲荷さまの総本山。初詣客数トップ3首都圏を占める中、毎年必ず堂々5位に入る人気ぶり。

 

そんな人気の伏見稲荷大社だが、もともとは地元の人たちに「お稲荷さん」と言って親しまれる存在。父の実家が伏見にある私にとってもそれは同じ。

 

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7歳の七五三はここ、お稲荷さんでお祝いしてもらった。両親に加え、父方の祖父母も来てくれたと思う。母のお下がりの紫の着物を着たのを覚えている。中学受験前には願いが叶う輪っかに石を投げて通ったっけ。


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お稲荷さんは本来、本殿から稲荷山を登る修行の山。途中の展望台までで終わる人が多いが、奥の院まで回って帰ってくると大体2時間前後。父とよく登った。父方の祖母ともお参りによく来た。父方の実家を思いださせてくれる想い出深い神社である。

 

京都に住んでいる時から足が遠のいてしまっていたが、今回父に会う前にふとお参りしようと思った。参道には伝統のスズメやモズの焼き鳥を売る店も。小さい頃食べられなくて泣いたのを思い出しながら歩いた。


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例年ならきっともっと人出が多いのだろう。社務所で見つけたお守りを父に買ってお稲荷さんを後にした。

 

疎遠になってしまった父と父方の実家。お稲荷さんにお参りして少しだけ思い出せた気がする。